日に日に寒さが増してきています。寒くなると体の強張り、柔軟性の低下（体が硬くなる）、循環低下が増してきます。
さて、痛くなった時の対象法で温める？冷やす？と迷われる方も少なくないと思います。実際、来院された方にも相談を受けることが多数あります。
痛みには大きく分けて2種類あります。
①ずっと持続した痛み（いつも同じような痛み）慢性痛、デスクワーク後の肩こり等
②急に強い痛みが出たとき（起き上がった時・立ち上がった時・腰が抜けるような真っすぐに立てない）俗にギックリ腰と呼ばれる状態。
①の時にはお風呂で温める・ストレッチをする等が効果的です。
②の時には腰が熱くなっていて（炎症を起こしている）事がほとんどなので温めることはNGです。お風呂に入ってしまうとその時は楽になりますが、夜寝るときに「ズキズキ」とうずくような痛みがでるので大変です。
痛みが少し軽減するまでは安静にして下さい。
その後は痛みがあっても歩けるようになれば動いた方が治りはよくなります。そして早めに専門機関への受診をして下さい。
①のような痛みの場合には、寝ても良くならない状態になってしまうと体にどこが悪くなっていることが多々あるので、早めに良くしていきましょう。
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